Revue Thommen/レビュートーメン懐中時計
マニュファクチュアの言葉に相応しいスイス時計製造技術を継承し続けるブランド
レビュートーメンは最も歴史のあるスイスのウォッチブランドの一つで、今日までマニュファクチュアの形容に値する時計造りを続けています。
1853年、スイスの小さな町ヴァルデンバーグにヴァルデンバーグ時計製造会社が創業しました。1859年にゲデオン・トーメンがその工場の経営を引き継いでから発展を遂げ、年間の時計生産量は飛躍的に増加していきます。さらに、創意工夫による技術開発や品質重視の製造技術の姿勢も、この頃から培われてきました。
1987年、トーメン時計製造株式会社はダブルブランド「レビュー・トーメン」を立ち上げ、今日では国際市場でのブランド・ポジションを得て、主要ブランドの一つとして世界中で愛用されています。 1947年には歴代のアメリカ大統領が愛用し、別名大統領の時計とも呼ばれるアラームリストウォッチ「クリケット」を開発。世界的に著名な時計として話題になります。
レビュー・トーメンの他のブランドと大きく異なる点は、20年代初めの頃から航空機用の計測機器を製造していたことです。「エアスピード」シリーズの自動巻きリストウォッチやクロノグラフは、その航空計器盤をヒントに開発。本物のアビエーターの特殊なニーズに応えた見やすく読みやすいインデックス、針、ディスプレイ、さらにクロノグラフにはフライバック機能を備えています。
レビュートーメンでは時計造りの職人たちが、今でも一つ一つ手造りでムーブメントを組み立てています。このような彼らなくしてレビュー・トーメンは存在しえなかったのです。このことからレビュー・トーメンは、時計造りのノウハウや独自性に不可欠なスイス時計製造技術を受け継ぐ若い時計職人が、最も重要であるとの考えから、その育成に力を注いでいます。
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